京都の仏師 宮本 我休 GAKYU ガキュウ

本尊・釈迦如来坐像の鑿入れ式を行いました〇

先日これから制作を進めていく御本尊の鑿入れ式を執り行いました。

鑿入れ式とは造佛の無事を祈願して行う儀式のことです。

実際に鑿を入れることで仏様と結縁(けちえん)を結んでいただき、完成してからもその仏様と御縁を持っていただくことでもあります。

会場全員でお経をあげ、鑿入れに入ります。

先ずは御当主から。

お寺の幼稚園の生徒さんたちにも参加してもらいました〇

皆おっかなびっくり!笑 少しでもこの経験が今後の成長の糧になってもらえればいいなと思います。

最後に私が一刀。

鑿入れも無事終わり、最後に少し仏様の話をさせていただきました。

そしてこの御本尊が安置される予定のお寺へ。

現在建築中ですが実際に訪れるとやはり気持ちも高ぶります〇

これから二年という長い時間をかけて制作に入っていきます。

またこの場所に戻ってくる時は開眼法要のとき。

この御寺に多くのお経がこだます時を想像しながら一刀一刀魂を込めて佛に向かっていきたいと思います。

 

仏師 宮本我休 合掌

 

モバイルバージョンを終了