兵庫県は出石市の名刹・宗鏡寺蔵の古い毘沙門天様の荘厳具を造らせていただいております。
元々仏身を引き立てるものが何もなく、御身も黒く煤けていることから、こちらの提案で花御堂のような吹き抜けのお堂でご荘厳することになりました。
昨年から取り組んできましたが、ようやく木地が完成し、後は漆箔をして完成となります〇
屋根の四方から下がる瓔珞は唐草をアレンジし、木彫で制作しています。
中心の唐草はこのお堂のシンボルになります。
一からデザインし流れのある優美な唐草を目指しました(^^)
光背も欠損していたので新調しています。
只今塗師さんに漆を塗っていただいていて、その後箔押し師さんに金箔を施していただき、より荘厳で美しく仕上げていきます。
完成が楽しみです☆
【宮本工藝創作仏具制作実績】http://gakyu.jp/works_category/other