ご依頼いただき円形の雲の中から浮かび上がる龍を造らせていただきました〇
龍は空想上の動物ですので”これ”といった正解はありません。
ですので作家それぞれの考え方や趣向によって形作られます。
歴代の彫刻や絵にも名作がありますが、私は特に江戸時代に活躍した絵師・狩野芳崖の龍が好きで、参考にしながら私なりの龍を完成させました(^^)
限られた厚みの中で如何に立体的に躍動感を出せるか、浮き彫りの難しいところでもあります。
使用した材は楠、褐色の木肌に眼光鋭い龍がにらみを利かせます。
【宮本工藝制作実績】http://gakyu.jp/works