現在、東京芸術大学大学美術館で開催中の展覧会『円山応挙から近代京都画壇へ』の会場でグッズとして販売されています落雁(干菓子)の木型を作らせていただきました〇
円山応挙は江戸時代に活躍した絵師で生涯に犬の絵を沢山描き残しています。
その中でも特に愛らしい表情をみせる『狗子図』の子犬をモチーフに、オリジナルの木型を作成し、唯一無二の可愛らしい落雁が出来上がりました(^-^)
お菓子を作られたのは京都で和菓子を製造されているUCHUwogashiさん。
UCHUwogashiさんと試行錯誤を繰り返し仕上げた苦心の作です(^^)
木型の場合、膨らませるところは凹ませ、凹ませるところは膨らますといった具合に、いつもの仏像彫刻などとは真逆の彫り方になります。
ですので見た目以上にとても難易度が高く、高精度が求められますがなんとかイメージ通りに仕上げることができました〇
展覧会は東京会場が9月29日まで、その後京都国立近代美術館に場所を移し11月2日~12月15日まで開催されます。
この展覧会のみの販売となりますのでご来場の際はぜひ!