秋晴れの下、初めての開催となる梵字彫り教室を比叡山・延暦寺会館にて行いました〇
照隅祭という文化イベントの一環で、今回は大日如来を表す”バン”の字を約1時間半かけて彫っていきます。
先ずは梵字についての説明から。
姿かたちは違えど梵字は立派な仏様。立体の大日如来像はなかなか難しいですが、梵字であれば皆さん楽しみながらお姿を刻むことができます(^^)
彫刻刀を持ったのは中学生以来の方がほとんどでしょうか…。
皆さん恐々進めていきます。
ものの数分で慣れていきます(^^)
でもこの慣れた頃が一番怪我をしやすいので注意して進めます。
時には見本となって代わりに彫ってみます。
「なんでこんなにもスイスイ彫れるんですか~??違う彫刻刀を使ってるみたい!」
…プロですから!(笑)
大日さんがそっと見守ります。
気づいたらもう10分前!
黙々と一つのことをやり続けると時間がたつのも一瞬。
しかも木の香りと心地の良い削る感触に浸っているとなおさらです(^^)
完成です〇
皆さん三者三様の梵字が浮かび上がりました(^^)
最後は私が彫った大日如来像を間近で見ていただき、仏像彫刻の高度な技を知っていただきます。
彫刻を経験した後では見え方もかなり変わってくるようです(^^)
無事怪我なく記念すべき第一回目の梵字彫り教室を終えることができました〇
僧侶の方に彫った後にお性根を入れる法要をしてお守りしてもらってはどうか?
というありがたい提案をしていただきました。
ぜひ次回は守り本尊、計八種の梵字を揃え、それぞれの干支にちなんだ仏様をお守りとしていただけるよう工夫したいと思います(^^)
また機会があればぜひ☆
【過去のワークショップ】http://gakyu.jp/information/news/1432.html