御本尊となるお釈迦様がが完成し、只今截金(きりがね)の工程に入っております。
截金(きりかね)とは、金箔を数枚焼き合わせ、厚みをもたせたものを細く線状、または、丸・三角・四角などに切り、それを筆端につけて貼りながら種々なる文様を描き出す伝統技法です。
六世紀に仏教とともに大陸より伝えられ、最古のものは飛鳥時代の法隆寺金堂の「四天王像」や東大寺戒壇院の「四天王像」、正倉院宝物の「新羅琴」の表面に見ることが出来ます。
先ずは金箔を細く切る作業。そばを切る感じですね(^^)
二本の筆を巧みに使いながら文様を描いていきます。
今回は截金師さんにお願いし、最上の仕上げにしていただいています〇
仏様が煌びやかに荘厳され美しいお姿になってきています(^^)
完成が今から楽しみです☆
【お釈迦様の制作風景】http://gakyu.jp/information/works/3354.html
【宮本工藝制作実績】http://gakyu.jp/works