お寺の山門前に長い間植わっていましたが、徐々に傾き、やむなく切ることになった桜の木に鎮魂の想いを込めて如意輪観音を現すという今回のご依頼。
主要の幹部分は芯が腐っていたため、枝部分を寄せ集め塊にし、彫り進めています。
枝部分は堅く油分も少ないためとても彫りにくいですがここまでお姿が現れてきました〇
枝部分を細かく寄木にしているため割れやヒビが入らないよう慎重に彫り進めていきます(^^)
これから台座・光背の制作に入り総仕上げです。
完成が楽しみです☆
【如意輪観音・前回の投稿】http://gakyu.jp/information/works/2433.html
【宮本工藝制作実績】http://gakyu.jp/works