この弥勒菩薩像は納骨堂の象徴仏として制作させていただいています。
ご依頼頂いたのは2年以上前になりますが少しづつ彫り進めこれから総仕上げというところです。
これから時系列にして御姿が現れてくる様子を追っていきたいと思います〇
普段はここまで詳細に描きませんが、今回は鑿入れ式という造佛の無事を祈願する法要を行ったため木に仏画を描き入れました〇
荒彫りの開始です。
頑張って描いた絵も一刀入れると一瞬で消えてしまいます(^^;
鑿を振るって大方の形が現れてきました〇
これからもう少し形を整えて衣や宝冠など細部を彫り込んでいきます。
御顔も少しづつ出てきました。
この弥勒菩薩像は天衣が幾重にも折り重なり着衣が複雑になっています。
着付けのつじつまを合わせながら、ドレープを利かせ優美な衣紋表現を完成させていきます。
衣の表現は私の得意とするところです(^^)
宝冠や瓔珞(胸飾り)も自らデザインし、彫り込んでいきます。
着飾った菩薩像はとてもファッションデザイン的なんですよね(^^)
服飾を学んでいた経験が活かされます〇
御姿がかなり現れてきました〇
衣紋や飾りをより彫り込んでいき、これからいよいよ総仕上げです(^-^)
完成が今から楽しみです☆
【宮本工藝制作実績】https://gakyu.jp/works