京都の仏師 宮本 我休 GAKYU ガキュウ

白檀香合仏【釈迦如来】完成です〇

ご依頼いただき釈迦如来立像を彫り込んだ香合仏を制作させていただきました。

使用した材は希少な白檀。

一刀ごとに白檀の良い香りが漂い、制作は至福の時間となりました(^^)

全体の形状は蓮の花を模した形で制作。

表には「久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊」、立正佼成会様の御本尊のお名前を刻んでいます。

蓋を開けるとお釈迦様が現れます。

お釈迦様の御仏身はもちろん、光背の瑞雲、宝塔や化仏の印相に至るまで極限まで細部にこだわって彫り上げました。

これは硬質でねばりのある白檀特有の木質があるからこそ成せる表現です(^^)

1㎜を軽く切る小さな小さな白毫と肉髻珠を埋め込んでいます。

この小ささで造るのはもちろん初めて…手作業の限界に挑戦してみました(^^)

こうして寝かせて見ると意外と立体的に彫られているのがわかると思います。

お釈迦様が引き立つように光背と御仏身は彫り方を変えています。

この限られた範囲で最大限存在感を高めるためにはいろいろと工夫があるんです。※企業秘密(笑)

やっぱり白檀を彫る作業は最高です〇

彫るごとに心地よい香りが沸き立ち、集中力が途切れないんですよね(^^)

古来から檀像(白檀で彫られた仏像)は仏像彫刻の最高峰とされてきましたが、それは彫刻に適した木質もあると思いますが、至高の香りが彫る側のテンションを上げ続けるということも理由の一つとしてあるんじゃないかと思ったりします。

原木はまだ何本か持っているので、いつかご縁をいただけたら檀像に挑戦してみたいですね。

手作業の限界を極限まで突き詰めた唯一無二の香合仏、末永く大切にしていただけたら幸いです。

【宮本我休制作実績】制作実績 | 京都の仏師 宮本我休(GAKYU ガキュウ)

 

 

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