ご依頼いただきわらべ姿の韋駄天様「韋駄天童子」をお造りさせていただきました。
総高16㎝程の小さな像に一心に祈る童の健気な姿勢、清らかな魂を表現しました。
韋駄天は禅宗では玄関でお祀りすることが多い。
宝棒を手にのせ来客に対して合掌礼拝する形は私独自の解釈と表現になります。
韋駄天像の光背「輪宝」
輪宝とは古代インドの武器が仏法の象徴として仏教に取り入れられたものです。
今回はわらべということもあり、小さな輪宝を頭の上にちょこんと乗せたお姿にしてみました。
先日納品させていただきましたが童なのでほんとに我が子を見送るようでした、、
嫁ぎ先でも末永く愛され続けてほしいと願います。
【宮本我休制作実績】制作実績 | 京都の仏師 宮本我休(GAKYU ガキュウ)