■板橋興宗禅師像
-像高50cm 楠-
板橋禅師は曹洞宗管長、大本山總持寺の貫主も務められ、晩年は福井県越前市の御誕生寺で多くの雲水さんと共に禅定の日々を過ごされましたが、今から6年前に遷化され、この度御誕生寺二世中興像として造立させていただきました。
生前お会いする機会はなかったのですが、お話をいただいてからご著書を何度も拝読する内にすっかりファンになっていました。
禅師様は「あれこれ考えたがる「人間脳」を休め「動物脳」「植物脳」を磨くのがよい」とおっしゃいます。
自然人であること、正に無為自然の教えです。
あるがままに生きる猫からも学びを得る。
御誕生寺は行き場のない猫を保護する猫寺としても有名です。
御像造立にあたっては表層的な面は残された写真を参考にしながらも、生前親交のあった方々やご著書からお人柄を洞察し、そのご人徳が滲み出るような、そんな彫刻を試みました。
誰にでも気さくに接され愛される柔和な面と、禅僧の厳しさを併せ持った御像になるよう心がけました。
胎内下丹田の位置には御遺骨を納めています。
表からはちょうど禅定印の掌の上に位置します。
先日無事七回忌と開眼法要が厳修されました。
法要後御誕生寺猪苗代住職と。
板橋禅師が坐禅堂内で坐られていた場所に御像はご安置されます。
これから沢山の雲水さんと共に坐られ続けますね。
生前親交のあった方々の中には御像の前で涙を流される方もおられました。
今も禅師様が息をしてそこに坐っているようだと。
ああ、仏師を続けていてよかったなと心から思いました。
有難いご縁をいただきました。
坐禅に生き慈愛に満ちた板橋禅師の御霊とご遺徳が末永く引き継が
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