今回制作している山号額は工房創立当初から取り組んできた創作仏具(今までにない次世代の仏具)の中でも最も大きいものになります。
巾約190cm、総ケヤキ造りですので重量は大人二人でやっと運べるという重さです(^-^;
鑿もケヤキの硬さに負けて欠けたり折れたり…。
ヒノキなどの柔らかい木とは違って堅木特有の苦労があります。
鑿での荒彫り作業が終わったので彫刻刀で細部を仕上げていきます。
ケヤキは堅く、彫るのに苦労しますが仕上げると独特の艶と重量感が出てとても美しくなります〇
最後は文字を岩絵の具で彩色し、これから最後の総仕上げです☆
こちらの山号額はグループ展・白沙村荘【春秋遊会】にて展示いたします〇
※山号額の他に仏像や工芸品を一堂に展示いたします。
会期は2018年5月21日(月)~27日(日) 10時~17時まで
場所は白沙村荘内、大画室・存古楼にて(白沙村荘の入館料1200円が必要になります)
存古楼は明治期の日本画家・橋本関雪のアトリエで、四方美しい日本庭園に囲まれ、他にはない特別な場所です。
今回で4回目になるこのグループ展もまたこちらで展示させていただけることになりました〇
新進気鋭の作家の意欲作が一堂に会します☆
ぜひ新緑の美しいこの季節、工芸と美をお楽しみください!
白沙村荘HP http://www.hakusasonso.jp/
展覧会詳細 http://www.hakusasonso.jp/exhibition/detail/post-32.html