聖徳太子像の制作が進んでいます。
像高100㎝、総木曽檜造り。
木彫を終えこれから彩色作業に入ります。
着衣は日本最古の刺繍遺品 天寿国繍帳から、面影は法隆寺金堂釈迦如来像や、
聖徳太子といえば長らくお札に描かれた御姿をイメージされる方が多いと思います。
その御姿は我が国最古の肖像画、唐本御影から引用されたものですが、これは奈良時代の作であり、太子薨御後100年以上経ってから描かれていることから、私はそこに太子の面影を見出すには根拠が乏しいと考えています。
固着したイメージを覆すというのは大変なことです。
節制され無駄のない肉付、知的で柔和な面相、答えはないけど、挑戦したい。
これから古代の色彩を蘇らせます。
【宮本我休制作実績】制作実績 | 京都の仏師 宮本我休(GAKYU ガキュウ)
