京都は園部にあります京都伝統工芸大学校から要請をいただきまして、今回は『経営学』という項目で約二時間の講義をさせていただきました。
『経営学』というとなんだか堅苦しい感じがしますが、私の制作活動を知っていただき、今に至るまでの経緯をお話ししながらその中からそれぞれが経営学としてとらえてくれればいいなというような内容になっています。
講義前半は動画もまじえながら、過去に制作したものをより深く解説していきました〇
この画像は戦国時代に実際に使われていたコウモリ型の兜です(^^)
まさに”ゆるキャラ”??といった感じですが…、
私は”創作仏具”という仏具にデザイン性を加えていく、とい制作活動しておりますが、それは正倉院の宝物や変わり兜のような古き日本のデザイン性の多様さ、寛容的な風土に衝撃を受けたからです。
それが時間がたつにつれ、形骸化していき形だけのものになっている現状に違和感を感じています。
そういった考えをお話しし、実際に制作した創作仏具の説明をしていきました〇
ここからは私の学生時代の話です。
私は服飾の学校に通っていましたが、学生時代の作品や活動を通して得たものなどをお話ししました。
その後は修行時代の話、今取り組んでいる作品についての話と進んでいきます。
二時間ってあっという間ですね(^^;
時間が余るかと思いましたが逆にオーバーしてしまいました…(笑)
最後は質疑応答の時間。
鋭い質問も飛び出してました(^^)
授業が終わった後も質問するために集まってくれて学生さんの高い意欲を感じることができました〇
こういった講義をするとこちらも再確認することが多くあって有意義な時間となりました。
この時間で何か一つでも学生さんの心に響いてくれていたらいいなと思います(^-^)