身丈1尺の釈迦如来立像を制作しています〇
木地が完成し、ここからは塗師(ぬし)と呼ばれる職人さんの手にゆだねます。
木地の御像に下地を施し、漆を塗り上げます。
この下地の作業がとても重要で、下地の具合によっては御像の雰囲気がガラリと変わってしまいます。
塗布しては研ぎ、を繰り返し、見事に美しい御姿に仕上げてくださいました〇
最後に漆を塗布し、漆黒のお釈迦様が現れました。
今回寄木造りで制作しているため、先に金箔の押しにくいところは各部を接合する前に施しておきます。
これから接合した継ぎ目を塗り直し、全体に金箔を施していきます。
漆箔の御像は、仏師、塗師、箔押し師と三者の技術の結晶となります。(^^)
漆黒の御姿から金色の御姿へ。
完成まであと少しです〇
こちらの釈迦如来立像は3月16、17日と京都の寺院・長性院にて開催されるグループ展に出品いたします。
2日間ではありますが、ぜひお運びください☆
展覧会【Sound of Gold 2019】詳細↓