ちょうど昨日お忙しい中工房にお越しいただきました。
村上さんのことをあえて説明する必要はないと思いますが…私が会いたいと思う中のお一人でしたので実現してとても嬉しかったです(^^)
日本画の博士号をお持ちということからもわかるように、前衛的な作品を次々と発表しながらも「古」に対してとても理解が深い方であるとお見受けしました。
仏像や仏師という職業に対してご興味がおありでしたので、お預かりしている仏像の修復過程や造仏の方法についてお話させていただきました。
仏像の黄金比について熱弁しているところです。
若輩者の話を熱心に聴いてくださる…思わずスイッチが入ってしまいベラベラと喋りすぎてしまいました…(^^;
好きなことについて話し出すと相手のことを考えず話続けてしまうのでこの性質何とかしなければ…。
私としては村上さんの目から見て「仏像」はどう映っているのか気になるところでした。
ご自身でも羅漢像をお造りされていたように、仏教や仏像に対して敬意をもって見てくださっているというのがお話の随所で伝わってきました。
ほんとに話が面白い…、一晩中話せそう(^^)
ここからは村上さん目線からの写真です。
頂いたのでご紹介しておきます(^^)/
手のひらと指は半々なんだぜ~と得意げに言っているところ(笑)
造仏の肝「賽割り法」について熱弁。
いつもの作業場。
広角ですな。
スマホのスペックも高い…。
いつもの雰囲気。
ここでご飯も食べ、昼寝もします(^^)
全て手の届く範囲、仕事中の行動範囲は極めて狭い!(笑)
左下、瑩山禅師像の絵、「めっちゃ上手い!」と褒められた…その言葉一生の宝物にします(*^-^*)
材木置き場へ。
木を撫でながらムフフ、ご満悦な表情捉えられていた…。(笑)
最後はツーショット、お茶目だ…人となりに引き込まれる引き込まれる…(^^)
ほんとに楽しい一時でした。
現代の仏像も国内はもちろん海外での展開も可能性を感じると言ってくださいました。
既存のままでは縮小の一途を辿ると考えていたので、大変勇気づけられる言葉でした。
これからも宗教工芸としての役割を軸としながら、後進の育成や永続的な技術の継承を考え展開を広げていけたらと思います。
頑張ろう!!
【宮本我休制作実績】制作実績 | 京都の仏師 宮本我休(GAKYU ガキュウ)