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Beginning位牌は古代中国の木主(もくしゅ)·神主(しんしゅ)と呼ばれる儒教の祭祀具でした。

Buddhist mortuary tablet
【 位牌彫刻・修復 】

その祭祀具と、神が木や岩などに宿ると考える古代日本からの伝統である依代(よりしろ)などと習合したもので鎌倉時代、禅宗とともに伝来し江戸時代には一般家庭にも用いられるようになりました。
位牌彫刻には仏像彫刻の基礎となる「地紋彫り」の習得が必要で、地紋彫りとは平面的な文様彫りの総称で花菱や稲妻文様が代表的な彫りになります。

山名陸奥守氏清公御位牌(修復)
総丈一尺六寸(約四十九センチ)

Concept仏像彫刻の修行の一つ、地紋彫りを応用させたものがお位牌。

地紋彫りは刀使いを学ぶのに最適で 仏像彫刻を始めたころに繰り返し練習することで 仏像の仕上げや台座を製作する時に活きてきます。 位牌彫刻では漆、金箔、その他様々な職人の基礎技術を学ぶ場でもあります。当工房では 塗師、箔押師、その他各分野のスペシャリストと共に別注のお位牌の設計から木地製作、彫刻、漆箔、文字彫りまで一貫して京都で製作致します。

Repair仏像彫刻の基盤となっている位牌。修復は仏像と同様、後世に残す大事なお仕事。

位牌というものは故人、御先祖様を象徴するシンボルでもありますからまた次の世代に引き継いでいかなければなりません。そういう意味でも位牌の修復は仏像と同様 後世に残す大事なお仕事。各宗派によって形は様々ですが 作られた当時の形、色を復元しまた新たな気持ちでご供養して引き継いでいってもらえればと思います。

      

Works位牌や仏像といった伝統的なものづくりをしながら
仏師として仏教に興味を持って頂く方法を日々考えております。

仏教美術には面白いモチーフが溢れており、それらをカジュアルにデザインし、
提案することで今まで興味のなかった方々にもお寺に足を運ぶキッカケになってもらえればと思っています。

別注千倉座位牌
欅製 木地仕上げ 札丈八寸
別注三重座位牌
本漆塗り 面金 蝋色仕上げ 札丈九寸

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寺院で行なう彫刻教室です。寺院の雰囲気を感じながら、お馴染みの「ダルマさん」を彫ることで学びませんか?
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