ご注文実例Order
実例を元にご注文~納品までの流れを紹介しております。ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。
Profileプロフィール
京都生まれ。 学生時代に服飾を学び、卒業後京都の仏像彫刻工房にて仏像の彩色を手掛けたことをきっかけに仏像彫刻の世界に入る。 9年間の修行の後、平成27年4月独立。 京都・西山に工房を構え「宮本工藝」を設立し、日々仏像・仏具、 その他木彫刻全般の研究、制作に励む。 学んだ服飾技術を活かし、リアリティのある衣文表現を得意とする。(京もの認定工芸士認定番号第128号)
主に寺院様、仏具店様、卸業者様からのご注文をいただいておりますが、おかげさまで昨今では一般の方や企業様まで幅広くご注文を頂いております。
こちらでは2016年にご注文いただいた「稚児文殊菩薩」の実例を元に納品までのおおまかな流れをご説明させていただきます。稚児文殊菩薩とは子供のお姿をした文殊菩薩のことでお子様の守り仏として制作のご注文を承りました。
Flowご注文から納品までの流れ
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お電話、またはメールにてお問合せ
今回のご依頼は一本の電話から。
お子様の守り仏として文殊菩薩の童子形である『稚児文殊菩薩』を作ってもらいたいというものでした。 -
ヒアリング・ラフ画作成後、制作開始
他にない独自性の高いものを、ということでしたのでご予算とのバランスを考えながら大まかな仕様を決め仕上がりのイメージをラフ画で描き、ご依頼主の了解を得た後制作に入りました。
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確認・調整・完成
途中、何度か細部の造りをお電話で確認しながらようやく完成。仏を支える獅子がわが子をそっと見守るように目線を少し上にあげ、全体的に子供の像らしく柔らかい表現にしています。
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完成後、納品
納品前はいつも気に入っていただけるか不安ですが大変喜んでいただきホッとしました。これからのお子様の人生をそっと見守って支えになってくれたらなと思います。
仏像・位牌の彫刻・修復、木彫に関するお問合せ
075-202-2292
平日9:00~17:00(定休日:日祝)宮本工藝
メールは24時間受け付けておりますのでお気軽にお問合せください。