広目天KOUMOKUTEN
【 令和四年 身丈1尺1寸 楠 】
広目天の由来となったインドの神様のサンスクリット語名(梵名)は「ヴィルーパークシャ」。
このサンスクリット語の意味は「様々な眼を持つもの」や「特殊な眼をもつもの」を意味する言葉です。
この意味から、広目天は千里眼もしくは浄天眼という千里を見通す眼力を持つという解釈がなされ、漢訳にて広目天という名前が付けられたとされます。
楠の木塊から彫り出しながらも甲冑の金属的な硬さと衣の柔らかさを質感を変えて彫り分けています。
「全てを見通す眼力」厳しい表情の中に慈悲の心も表現した広目天像です。
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