Part 4
ようやく彫刻スタートです
火災で燃え残った木材から釈迦如来を彫像する
Index目次
- Part 1どのようにして”仏”が生まれるのか
- Part 2焦げた所をノミでそぎ落とす
- Part 3仏像を彫像する前に執り行うノミ入れ式
- Part 4ようやく彫刻スタートです
- Part 5先立ってお位牌を製作
- Part 6彫刻が進みお姿が見えだしてきました
- Part 7荒彫りを終えこれから総仕上げへと進んでいきます。
- Part 8台座が完成しました。
- Part 9‟光焔” 釈迦如来立像 無事完成致しました。
- Part 104月8日お釈迦様の誕生日に開眼法要を執り行いました。
先のノミ入れ式から早4ヵ月がたち、ようやく彫刻スタートです〇
木というものは人と同じで環境が変われば動揺するものです。
伐採されて100年以上たったこの欅(けやき)でも工房に帰れば割れが入ったり反ったりと暴れだしたので 数ヶ月暗所で寝かすことに。
その甲斐あって木も落ち着いてきたので彫刻を開始することができました。
ノミを入れると最近切られたかのように生き生きした木肌があらわれ、改めて木という素材のすごさを実感しています。
欅(けやき)は固くて彫るのも時間がかかりますが この木がもつ神秘性を感じながら 楽しんで彫刻していきたいと思います◎
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