Part 6
彫刻が進みお姿が見えだしてきました
火災で燃え残った木材から釈迦如来を彫像する
Index目次
- Part 1どのようにして”仏”が生まれるのか
- Part 2焦げた所をノミでそぎ落とす
- Part 3仏像を彫像する前に執り行うノミ入れ式
- Part 4ようやく彫刻スタートです
- Part 5先立ってお位牌を製作
- Part 6彫刻が進みお姿が見えだしてきました
- Part 7荒彫りを終えこれから総仕上げへと進んでいきます。
- Part 8台座が完成しました。
- Part 9‟光焔” 釈迦如来立像 無事完成致しました。
- Part 104月8日お釈迦様の誕生日に開眼法要を執り行いました。
少しづつですが彫刻が進みお姿が見えだしてきました。
仏様の彫刻は儀軌(決まり事や規則)に従って進めていきます。
ですので賽割法といってマス目を描き、それをもとに手の位置や顔の大きさなどくるいが出ないようにしていきます。
もちろん刀を入れると消えるので 消えては描き、を繰り返します。
こうして制作しても どうしても個性が出ます。
そこが仏像彫刻の奥深さであり、おもしろいところです(^^)
今回燃え残った木材から彫像するということですので 木がどう暴れるのか予想がつかないこともあり 実は2体同時に制作しています。
万が一、1体に割れなど入った場合 もう1体の方を納めさせてもらえればと思っています。
完成にむけて一刀一刀想いを込めて彫り進めていきます〇
仏像・位牌の彫刻・修復、木彫に関するお問合せ
075-202-2292
平日9:00~17:00(定休日:日祝)宮本工藝
メールは24時間受け付けておりますのでお気軽にお問合せください。