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ホーム > 特集 > 火災で燃え残った木材から釈迦如来を彫像する > ‟光焔” 釈迦如来立像 無事完成致しました。

ご依頼をいただいてから一年と少し。黒く煤けた状態からようやく完成となりました〇

光焔(こうえん)とは光焔万丈という四文字熟語にもありますが光り輝く炎が高く立ちのぼることを意味します。火災で焼失した家屋で使われていた芯柱から佛を刻むということでしたので、業火に耐え、佛となった芯柱が未来永劫光を放って家を守っていってもらいたいという思いを込めて命名しました。

今回佛を刻んでいくうえで一番気を付けたのは”重量感”でした。家を新たに守っていってもらいたいという思いがありましたのでどっしりとした体躯で力強い釈迦如来を目指しました。

そして彫り進めるにつれ改めて感じたのは木という素材の“凄さ”、でした。製材されて100年以上、そして炎で焼け焦げながらも一刀一刀仕上げるごとに光沢を増していく。これから拝んでいってもらうことで煤で陰影がついて佛が“育って”いきます。これは木という素材でしかでき得ないことかと思います。

先日お寺で佛に魂を入れる開眼法要を執り行いました。この佛がまた新たな“柱”となってお家を守っていってもらいたいと思います。

身丈一尺(総高さ 約33㎝) 材:欅 宮本我休 謹刻

火災で燃え残った木材から釈迦如来を彫像する
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Profile

宮本 我休GAKYU MIYAMOTO

京都生まれ。 学生時代に服飾を学び、卒業後京都の仏像彫刻工房にて仏像の彩色を手掛けたことをきっかけに仏像彫刻の世界に入る。 9年間の修行の後、平成27年4月独立。 京都・西山に工房を構え「宮本工藝」を設立し、日々仏像・仏具、 その他木彫刻全般の研究、制作に励む。 学んだ服飾技術を活かし、リアリティのある衣文表現を得意とする。(京もの認定工芸士認定番号第128号)

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