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ホーム > 新着情報 > 制作・修復 > 韋駄天像開眼法要〇

令和四年九月十七日 韋駄天像がご安置される大徳寺聚光院・喜多方別院にていよいよ開眼法要の日を迎えました。

台風が迫る中ではありましたが、空は晴れ渡り秋風が心地良い正に絶好の法要日和となりました(^^)

法要を控え最後の調整です。

韋駄天像は玄関にご安置されますが、法要時は一旦本堂にお祀りされます。

いよいよです、気が引き締まります。

ご住職先導の元、大徳寺管長様はじめ多くの方々にご参列いただき、厳かで心に残るご法要となりました。

※写真提供は「feel the ZEN 」feel the ZEN フィール・ザ・ゼン | 座蒲(坐蒲・ざふ・ザフ・ZAFU)の販売 (feel-the-zen.jp)

開眼法要を終え、ご安置場所である玄関に韋駄天様をお祀りします。

御霊が入られた仏様を移動させる時はいつも緊張します…(^^;

最後に聚光院・小野澤虎洞御住職と。

大変喜んでいただき、これまでの苦労や気疲れが一瞬にして吹き飛びました(^^)

喜多方において茶道の発信基地となる御寺院にお納めできたことは身に余る大変光栄なことです。

これから千年、またその先までお祀りいただけることを願っております。

法要後には懇親会も開いてくださいました。

会津、喜多方市長様や大徳寺管長様のお話をいただき、賑やかな会になりました(^^)

 

ここからはオフショット(^^)/

喜多方来たらやっぱりラーメン!

7時前にこの行列…恐るべし喜多方の朝ラー文化!

あっさり味で朝からぺろりといけてしまいます(^^)

その後、鶴ヶ城へ。

会津に来たら絶対に行きたかった茶室・麟閣へ。

ここは千利休の子、少庵ゆかりの茶室。

千利休が自害した後、会津藩主蒲生氏郷が少庵を招き、茶道復興のため滞在させたときに建てた茶室です。

ここがなければ今の千家はなかったかも…と思うと感慨深いです。

少庵さんを偲びながら至福の一服。

今回は私の兄がカメラマンとして同行してくれました。

普段はウェブサイトなどを制作するデザイナーですがカメラの腕もかなりのもの。

しかもお茶も嗜んでいて茶道や歴史に造詣が深く、私より寺社仏閣に関わりが深いのではなかろうか…。

どんなwebデザイナーやねん!(笑)

※兄が主催する「feel the ZEN 」では私が彫った仏様の余材で作った念珠を販売しています。

サイトはこちら feel the ZEN フィール・ザ・ゼン | 座蒲(坐蒲・ざふ・ザフ・ZAFU)の販売 (feel-the-zen.jp)

会津は武道も盛ん、この日は空手や合気道、居合抜きの演武が行われていました。

会津っ子の文武両道の精神、見習いたいものです。

会津は下駄の産地。

「黒澤」さんでオリジナル下駄を作っていただきました!

会津本郷焼の窯元「樹ノ音工房」さんへ。

お気に入りのマグカップをゲット!

これからコーヒーはこれだ(^^)/

SNSでも方々を駆け回ってくださった韋駄天様。

おかげさまで沢山のご縁をいただきました(^^)

先の投稿でも書きましたが、こうして仏像彫刻の「今」を知っていただけたのはとても嬉しいことでした。

仏像はその時代毎の美意識をもって現すことと心得ておりますが、私なりの「令和の仏像」の現し方に少し光が見えた気がします。

 

聚光院喜多方別院は通常非公開寺院となっており今作をお参りいただくことはできませんが、次作の制作が決定しております。

より進化した韋駄天像をお披露目できるようこれから研鑽に励みます。

改めまして、今作建立にあたりお力添えしてくださった方に心より御礼申し上げます。

喜多方の地を未来永劫走り回って下さることを願っております(^^)

 

京仏師 宮本我休 合掌

【宮本我休制作実績】制作実績 | 京都の仏師 宮本我休(GAKYU ガキュウ)

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